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映画「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」(12月12日公開・松岡錠司監督)に主演したジャニーズJr.の森本慎太郎(12)が先輩の中山優馬(15)、脚本家の小山薫堂氏(45)と共に、日本とベルギー・フランダース地方の友好大使に就任した。このほどアントワープ聖母大聖堂のルーベンス作画「キリストの降架」前で史上初めて会見。市内の映画館ではプレミア上映会も開催し、地元の小学生225人が熱狂した。モチーフとなった名作「フランダースの犬」の故郷から“お墨付き”を得て、話題の感動巨編がスタートを切った。

 鐘の音が響き、ステンドグラスから西日が降り注ぐ中、12歳の森本が聖母大聖堂約650年の歴史に名を刻んだ。

 アニメ「フランダースの犬」のクライマックス場面、ルーベンスの傑作「キリストの降架」前で史上初の会見。ネロとパトラッシュに天使が舞い降りた場所で、「(キリストや中世期を)学校で勉強していて、絵を間近で見られてうれしい」と緊張気味にほほえんだ。

 「フランダースの犬」がモチーフとなった初主演映画「スノープリンス―」が縁で、これまで公私にわたって森本を支えてきた先輩・中山、脚本家の小山氏と共に、日本とフランダース地方を結ぶ友好大使に着任。世界的童話と時空を超えたコラボが実現した。

 米、仏など17か国から上映オファーが殺到している同作に、アントワープ市のフィリップ・ヘイレン副市長も「普遍的な友情の物語」と絶賛。ダイヤモンドが有名な同地でも、封切りへの働きかけを約束するほど、「素晴らしい大使」と“光り始めた原石”にほれ込んだ。

 「―の犬」の故郷・アントワープの小学生225人を招き、オランダ語の字幕付きで世界最速の上映会も開催。犬のチビや、森本のセリフ「うん!」に興味津々の児童たちだったが、終演後は真っ赤な目で、「モーイ(きれいな)映画」とスタンディングオベーション。質疑応答やプレゼント交換で親睦(ぼく)も深め、帰り際にはハイタッチでたたえた。

 中山は「いたずら好きの慎太郎から像像できない役者ぶり」と賛辞を贈った。森本にとって今回が海外初体験だったが、「ダンキュ・ウェル(ありがとう)」とオランダ語で感謝。街を歩いて作品への思い入れも強くする一方で、堂々の世界デビューに「ちょっとは自信持ちました」と確かな手応えを感じた様子だった。

 ◆「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」 昭和初期、東北の寒村が舞台。両親を亡くした少年・草太(森本)が、共に働く祖父と犬のチビを心のよりどころにしながら、貧しくも清く生きようとする姿を描く。絵描きを目指し、裕福な少女・早代(桑島真里乃)との恋や、サーカス団の青年(浅野忠信)との出会いを経て成長していくが…。ほかに香川照之、檀れいらが出演。

 ◆フランダースの犬 イギリス人作家ウィーダが1872年に書いた小説。日本語版は1908年に出版。75年に日本でテレビアニメシリーズが制作され、国内で大ヒットした。米国では実写映画として14年、35年、67年、98年と4回製作されている。

Posted by inoharayumi at 痞客邦 PIXNET Comments(0) Trackback(0) Hits(34)